揺れる人妻
絶望、願望、欲望、未来…頬杖とため息で綴るおしゃべり２０人！
安菜真壱　著
四六判上製　256ページ
定価：1400円＋税

目　次
まえがき
2
case 1 同棲時代から生傷だらけなんです たちばならん 19歳
8
case 2 本気で夫を愛してるのかなぁ？ 青木えみこ 25歳
20
case 3 もっとエッチしてほしいのに 関本光子 26歳
28
case 4 両親はまだ結婚を知らないの 山本さやか 26歳
42
case 5 好きな人いるのがばれてしまった 飯田美樹 31歳
54
case 6 夫と会うのは年に５〜６回くらい ＤＣ 31歳
66
case 7 ホントは自分が頼りたいのに 松島奈美 31歳
74
case 8 彼の女癖がＷ不倫の原因なのよ 桜木真子 32歳
88
case 9 初体験から旦那ひとすじです 水田奈津子 32歳
102
case10 彼氏がいるから楽しく生きていけるの 佐藤かずえ 33歳
114
case11 私は悪魔、でも主人には忠実よ 吉川優子 33歳
126
コラム 人妻の独り言 心から自由になれた魂の相手との出会い
140
case12 夫の暴力で愛情は消えました プッチママ 34歳
142
case13 外に子供つくられ、いきなり離婚 竹村やよい 34歳
156
case14 諦めたら一緒でも楽になったわ 和田彩乃 34歳
168
case15 夫とのセックスは恥ずかしくって るり子 34歳
180
case16 夫の鞄から生理用品が出てきた 佐藤美幸 36歳
192
case17 生きがいを見つけた夫は幸せよ 森永くるみ 40歳
204
case18 主婦で頑張るには彼氏も必要よ 吉田美和子 43歳
214
case19 肉体関係のない浮気も楽しいの 鈴木和美 50歳
228
case20 残りの人生は魂の相手を捜そう かずこ 60歳
240
悦びも哀しみも「…………」の数とともに
252
　
●インタビュー
安菜真壱　　　case　1,3,4,5,7,8,9,10,11,13,14,16,18,19
中原順子　　　case　2,6,12,15,17
あさきりゅう　case　20
　19歳から60歳まで、20人の人妻たちに直撃取材！　不倫、子育て、仕事、夫、生い立ち……さまざまな話題を通して、彼女たちの危なっかしい本音がみえてくる。妻たちが不安定に＜揺れて＞いるのは、はたして夫のせいなのか、社会の歪みの弊害なのか？　現代の家族、夫婦の抱える闇と危うさを浮き彫りにした、衝撃のインタビュー集！
発売：2001年8月
インタビュー：安菜真壱・中原順子・あさきりゅう
ISBN4-89490-582-5
本文イラスト：カンダピノコ
装丁：中村郁久
編集：佐々木隆司
●著者プロフィール
安菜真壱（あんざいしんいち）
1962年東京は蒲田の生まれ。現在は北関東某所に在住。日大芸術学部演劇科卒。（協）日本脚本家連盟会員。放送作家、フリーライターのかたわら92年春、花園乱の筆名で、小説家デビュー。おもに青春エロス系の作品を多数発表。インタビュー集としては、現役女子高生の街角突撃取材ばかりを十数年分集めた「言っちゃえ、イッちゃえアタシのＨ」（フランス書院）に続く、本作が（いちおう）第二弾。安菜真壱の筆名では、、初めての著作となる。代表作に「堕天使少女」（徳間書店）「鉄拳ガール純愛系」（ワニマガジン社）「黒の断章」「ＥＳの方程式」（ともにパラダイム）ほか。