淫情の鎮魂歌(レクイエム)
憧れの匂いを嗅ぎまくりたい |
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花園乱 著
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208ページ
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定価:857円+税
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「お、おい。無理しなくたって」 彼が言葉をはさんだのと同時、美紀子は手も添えずにそのまま口に含み入れたのだ。 「う、おおッ…………ふぅぅぅぅ……」 神崎は、そのぬめりとした心地よい感触に、思わず腰を引きそうになった。 |
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花園乱(はなぞのらん) ●1962年東京都大田区蒲田生まれ。日大芸術学部演劇学科卒。現在、(協)日本脚本家連盟会員。放送作家、雑誌ライターのかたわら、92年春、某月刊小説誌で作家デビュー。ストーリー展開の妙で魅せる、青春エロス系の作品を多数発表の後、「淫情の鎮魂歌」ほか、倒錯したフェチ的性衝動を持つ主人公の、愉悦と苦悩を描いた作品が、一部で高い評価。 ●代表作 『堕天使少女』(徳間書房) 『鉄拳ガール純愛系』(ワニマガジン社) 『黒の断章』(パラダイム) |
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